借金があるのに妊娠した!赤ちゃんを迎える準備をしながら借金を解決する方法まとめ

妊娠中の借金解決方法まとめ 借金返済生活
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はじめての妊娠。デキ婚で貯金ゼロ、借金がある状態で彼氏との子どもを妊娠してしまった。お金がないけど産みたい……どうしよう?

妊娠おめでとうございます!

本来、妊娠はとても喜ばしいことですが、借金のある状態で妊娠をしてしまったら……?

お金がないことで妊娠を諦める人や、無事に出産してもなかなか安定した生活が送れなくなってしまう人がたくさんいます。

「借金はあるけどせっかくの妊娠、子どもを産みたい……!」

そんなあなたを応援する記事です!

借金の返済方法、助成金のチェック、妊娠出産にかける費用を見ていきましょう。

借金がある状態で3回の妊娠出産経験のある私なつこがまとめるよ!

もし妊娠中にどうしてもお金を借りたい人は、カードローンなんかに頼らず、国の制度である「生活資金貸付制度」を使ってください。

なつこも一度相談に行きました。利息ゼロで借りられます。自治体の社会福祉協議会に相談すればOK。詳しくは下の記事をどうぞ↓

借金苦で出産費用が足りない。生活福祉資金貸付制度の相談に行きました。

実際に私の体験談はこちらの記事をどうぞ

借金あり&貯金ゼロで妊娠・出産を3回したなつこが、お金がないのにどうしたのか当時の状況を話すよ!

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まずは妊娠中に借金を返済する方法をチェック!

さて、さっそく本題です!

借金があるのに妊娠してしまった場合、どうやって返済していくか悩みますよね。

妊娠中の借金返済はざっくりと分けて3つの方法があります。

  1. カード会社に減額を申し出る(難易度[star5])
  2. 身内や周囲の人間に頭を下げる(難易度[star4])
  3. 債務整理をする(難易度[star2])

※絶対にやってはダメ→新たな融資の申し込み

まず検討するのがカード会社への減額の申し出です。キャッシングやカードローンあれば、月々の支払額が減らせるか交渉してみましょう。

今まで滞納がなかった人であれば、電話しやすいと思います。

私もカードの料金を2ヶ月分を一括請求されたとき、思いきってカード会社に電話交渉しました。

身内に話すのは……勇気が必要ですよね。親であれば一度頭を下げてみるのもいいかもしれません。

友人レベルであれば、そのあとの関係が危ぶまれる恐れがあるので注意が必要です。

一番は債務整理です。債務整理とは以下のように借金返済が行われます。

  • 自己破産・・・借金がゼロになる
  • 個人再生・・・借金が1/5まで圧縮される
  • 任意整理・・・将来利息カットで3年~5年かけて返済する

このように借金を解決します。

しかし、手続きをするには弁護士に相談したり、公的機関である法テラスに相談するなど、第3者の介入が必要なので少し手間がかかります。

メリット・デメリットがあるので、債務整理をするときはよく検討しましょう。

また、妊娠中のあなたがどういう状況かによっても、あなたにピッタリの債務整理の種類は変わってきます。

専業主婦や仕事を辞めたママは…

仕事をしておらず、収入がない場合は一度カード会社に掛け合ってみて、返済額や利息が自分で払える範囲内で減らしてもらえるか聞いてみるのも一つの手です。

債務整理をする場合は、目安としては下記のようになります。

現在の借金総額から60を割った金額が・・・

  • 毎月返済できそう!家計から捻出できる!→任意整理、個人再生
  • まったく返済できない!→自己破産

このようになります。

なつこは妊娠を機に仕事を退職。収入がない状態なので、債務整理の相談の際は自己破産を勧められました。

※でも自己破産にビビってしまい、後に任意整理に変更します。かなり無謀な変更でした(笑)

会社員で産休育休でいくらか収入のあるママは…

今まできちんと返済しているのであれば、カード会社に連絡して返済額を減らしてもらう交渉をするのも一つの手です。

債務整理をする場合、気になるのが会社バレですが、自己破産・個人再生・任意整理の3つのどれを選択しても、バレることはありません。

ただし、給料口座を設定している業者から借金をしていて、その業者の債権を債務整理する場合は要注意!

例えば、三菱UFJ銀行のバンクイックを債務整理すると、三菱UFJ銀行の口座が凍結されます。

そうなると、給料の振り込みを変えてもらう必要があるので、「理由を聞かれたら答えるの嫌だな‥‥…」とか、そもそも給料口座の変更を申し出にくい人は、指定した債権だけ除外できる任意整理がいいですよ。

※自己破産や個人再生は持っているすべての債権を整理する必要があります。

ちなみに債務整理をすることで仕事をやめなければいけない、といったリスクはありません。しかし自己破産の場合は一定期間だけ士業や外交員、警備員などの職業に就けなくなります。

妊娠中に借金を債務整理をするメリット

妊娠中に借金を解決する方法の一つとして債務整理をざっくりと説明しました。

ここからは具体的な債務整理のメリットを説明していきます。

デメリットはそのあとで紹介しますね!

督促が止まる

債務整理をすると、督促が止まります。

厳密にいえば債務整理を依頼して、弁護士が各カード会社に受任通知を出した時点。

早ければ依頼の当日中には督促が止まります。スマホの着信もピタリと止まります。

なつこは産後の入院中も某カード会社から電話が来ていたのですが、本当に嫌でした(´・ω・`)

督促もひどくなると1日3回かかってくるので、本当しつこいです。

任意整理をしたときは裁判所の支払督促が届いていて、差し押さえられるのも時間の問題だったのですが、依頼後にすぐに督促を止めてもらい、差し押さえを回避することができました。

督促が止まると、それだけで心がほっとします。

何度も何度も着信が来ていて、スマホ恐怖症になりかけていたのですが、一回も電話が来なかった日は本当に泣きそうなくらいうれしかったです。

それだけ、精神的に追い詰められていたんですね。

ということで、債務整理するメリットの1つが、督促が止まること。

返済額が減る可能性

2つ目は、返済額が減る可能性です。

どういうこと?と思うかもしれません。その仕組みを話しますね。

おそらく皆さんは、インスタやTwitterなどで「国が認めた借金の減額方法」って広告を見たことがある人もいると思います。

あれはつまり債務整理のことです。

自己破産なら借金がゼロになる。個人再生なら元金が1/5になる。任意整理はそこまで大きく減額は期待できませんが、稀に減ることもあり、遅延損害金が発生している場合は、それは免除になる可能性も高いです。

なつこは任意整理でしたが2年滞納して遅延損害金だけで40万円近く請求されました。それが任意整理をすることで丸々カットになりました。

精神的にラクになる

なによりも精神的にラクになります。

これはなつこの体験談なのですが、弁護士に相談する前はちょっと敷居が高いイメージで相談するのも嫌だ……って感じだったんですね。

しかも借金の原因が浪費やギャンブルなんて言ったら説教されそうじゃないですか(笑)

でもいざ相談しにいったら、めちゃくちゃ親身で……!

借金の内訳を話しても、責めてくることは一切なく、終始穏やかな雰囲気でした。

今まで「敷居が高くてムリ」なんて思っていたことが恥ずかしかったほど!

借金問題って一人で抱え込んじゃいがちなので、誰かに思い切って打ち明けるだけでも、だいぶ楽になりますよ。

弁護士の先生って男性が多いですが、男性じゃ話しにくいという人は女性弁護士が対応している事務所もありますよ!同性同士のが話しやすかったりしますよね。

妊娠中に債務整理をするデメリット

妊娠中に借金をする際のデメリットはとても重要です。

  • クレジットカードが使えなくなる
  • 弁護士とのやり取りが必要になる
  • 弁護士費用がかかる
  • 自己破産だと財産を没収される可能性

クレジットカードが使えなくなる

一番のデメリットは現在利用しているクレジットカード、カードローンが利用できなくなることです。

それだけではなく、債務整理をすると信用情報機関に「事故情報」が登録されるため、新たなクレジットカードを作ることができなくなります。

事故情報は、5年~10年かかると言われており、その期間はカード会社によって差があります。

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直近2年の支払情報などが記載されている「CIC」、カードの強制解約や直近6ヶ月以内のカードの申し込み履歴が記載されている「JICC」、銀行関連の取引履歴が記載されている「KSC」の3つがあります。

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任意整理であれば特定のクレジットカードだけを残して整理することができます。

しかし、カード会社によっては途上与信や更新の際にカードの発行を見送ることがあります。

携帯代や生活費など、今までクレジットカードの決済に依存していた場合は、注意が必要です。

つまり、債務整理をすると、完全な現金主義生活を送る必要があります。

クレジットカードはダメでも、クレジットブランド(VISAやJCBなど)のついたデビットカードなら使えますよ!

弁護士とのやり取りが必要となる

債務整理は弁護士を通すので、何回かやり取りが必要になります。

任意整理なら最低1回、事務所によっては電話やメールだけでOKというところもあります。

私たち夫婦は一緒に別々の司法書士で任意整理しているのですが、私は2回、旦那は1回のみでした!

自己破産や個人再生を選ぶと、裁判所に出頭する必要があったり、家計簿を書いたり、通帳のコピーを提出するなどやることも多いので、必然と弁護士と連絡とる回数は増えます。

弁護士費用がかかる

弁護士費用って高そうに思いますよね。

でも基本的には分割でOK。法テラス経由であれば立て替えてくれるところもあります。

また最初の相談も借金問題に限り無料のところが多いです。

借金問題以外だと(相続や交通事故など)は30分5,000円がとられることもあるので、相談の前にはチェックしておきましょう。

ちなみに司法書士でも債務整理が行えますが、費用が安い代わりにできることが限られています。(自己破産は書類作成のみで出頭には付き添わない、など)

債務整理費用の相場

債務整理の費用は以下のようになっています。

債務整理の種類費用相場
自己破産25万円~50万円
個人再生30万円~60万円
※住宅ローンの有無で手続きが違うため、費用にかなり差がある
任意整理2万円~5万円/1社

事務所によってかなり差がありますし、弁護士か司法書士かでも違います。まずは依頼の際にホームページなどをチェックして、費用を確認しておくのをおすすめします。

\具体的な任意整理費用の実例は以下の記事をどうぞ/

任意整理費用を比較!いくらで分割していたかなど、3人の事例を公開します
なつこです!実家の父の確定申告をするのに必要な書類を受け取ったら、間に債務整理の費用が書かれている明細がでてきました。なのでお父さんに「これ、ブログに書いてもいいかな?」と聞いてみたところ許可をくれました!ということで今回は「任意整理の費用...

自己破産だと財産を没収される可能性

自己破産を選択すると、20万円以上の財産、99万円以上の預貯金などは没収されます。

20万円以上の財産というのは、車なども対象です。逆にいえば20万円以下の評価額の車であれば、手元に残しておくことができます。

仮に財産隠しがあった場合は訴えられるので、正直に話すのがベストです。

もっと具体的な債務整理のメリット・デメリットを知りたい人は…

別の記事で債務整理のメリット・デメリットを具体的にまとめています。

デメリット部分を多めに書いていますが、人によって当てはまったり当てはまらなかったりするので、自分自身の状況に照らしあわせてチェックしてみてください。

債務整理をやってみて実際にわかったメリット・デメリットを完済人が解説【実はデメリットが多い?!】

次は旦那に内緒の借金について解説します!

旦那に借金を内緒にして妊娠した場合

ここからは視点をちょっと変えてみます。

あなたがもし借金を隠していた場合はどうででしょう?

旦那に内緒の借金を解決する場合について、確認しましょう。

任意整理ならバレない

任意整理であれば、自分からうっかり口を滑らしてしまわない限りはバレることはありません。

また弁護士にも「家族に内緒にしておきたい」と伝えれば、バレないようにしっかり動いてくれます。

具体的には、必要書類の送付を郵便局の局留めにしてもらったりなどです。

個人再生や自己破産ならバレる

個人再生や自己破産も基本的にはバレにくいですが、配偶者の協力が必要になる部分もあるので、注意が必要です。

とくに、配偶者の収入証明が必要となる場面が、一番バレやすい部分です。

他にも、裁判所の出廷する必要があったり、自己破産では家計簿を毎月記入するなど、旦那さんの協力が必要です。任意整理に比べると、バレるリスクは高いです。

今後住宅ローンや車のローンを組む場合は要注意

債務整理をする場合、将来的にローンを組むのであれば注意しましょう。

住宅ローンを夫婦共同名義で組む場合、ローンの審査は通らなくなります。

とはいえそもそも専業主婦は収入がないため、共同名義でローンを組むことができません。

将来的に住宅購入の話が進んだ場合、気を付けましょう。

旦那さんの単独名義であれば問題ないですよ!

ちなみになつこの旦那は任意整理3年目で車のローンの審査に通っていました。

さて、借金返済の方法が分かったところで、次は妊娠・出産に必要なお金についてみていきましょう。

借金あっても賢く準備!妊娠・出産に必要な費用を把握しよう

借金問題を解決する前に、実際にところ妊娠・出産ってどのくらいの費用がかかるのか?

ちまたではいろんな情報がありますが、なつこの経験を元にリアルな数字もまとめます。

妊婦健診費・出産費用

まずは妊婦健診費。

これは自治体によってかなり差があります。

基本的にはどこも妊婦健診で使える補助券が発行されますが、この金額が自治体によってまちまちです。

例:横浜市の場合

横浜市は以下の金額で補助券が発行されます。

  • 4,700円券×11枚
  • 7,000円券×1枚
  • 12,000円券×2枚

おつりは出ません。

ただし、

横浜市はどこも健診代が高く(平均6,000円)、当たり前のように毎回差額を払うハメになります。

平均大体1,300円くらいだったので、3,000円ほどあれば安心です。

貧血になると薬が出るので、3,000円あれば安心。

そして、妊婦健診で一番高額である、初期の血液検査。

これも12000円券を使っても、1万円ほど自費の覚悟が必要です。

また、病院は個人病院よりも、市立、県立の方が圧倒的に安いです。

市立病院や県立病院の方が健診代は安いですが、個人病院では手ぶらで入院できるというメリットがあります(病院によります)。

具体的はパジャマ、産褥パット、母乳パット、ショーツ、歯ブラシ、などの備品が出産費用にコミコミになっています。

市立病院や県立病院では、これら備品が別途購入(1万円くらい)になります。

ベビー用品

産まれてくる赤ちゃんを迎えるためにはベビー用品を揃えておく必要があります。

ただし、これらは最低限でOK。

ついベビーカーや抱っこ紐もそろえておかなきゃ!と思いがちですが、最悪出産後でもOKです。

たまごクラブみたいな、妊娠出産雑誌を見ていると、あれもこれも魅力的に見えてしまい、ついつい散財しがち。

あーいう雑誌には「赤ちゃんを迎えるために使ったお金」みたいな特集も組まれていますが、10万円とかびっくりするほど高いですw

ベビー用品の予算は3万円でOK。少しずつ買い足そう

ベビー用品はついつい可愛さあまりに散在しちゃいがちですが、上記みたいに10万円も必要ありません。

とりあえず産後1か月までで必要なのは下記です。

必要なもの金額
綿棒250円
爪切り(はさみ)500円
赤ちゃん用ブラシ500円
ベビー石鹸200円
ガーゼ(沐浴用)1,000円
ガーゼ(授乳用)500円
肌着2,000円
ベビーバス1,000円
おむつ1,000円
おしりふき500円
ベビー服3,000円
抱っこ紐(スリング)3,000円
合計13,450円

13,450円!

これだけでOKです。

ミルクで育児をする人は、粉ミルクや哺乳瓶も必要ですが、産後の状況を見てからでOKだと思います。

ちなみに寝具は私の場合、布団で添い寝でした。

布団がかぶってしまわないように気をつけてください。一番いいのは快適な室温の部屋で、タオルケットのようなな薄手の掛布団があればOKです。

赤ちゃん汗っかきですし、厚手の布団じゃなくても大丈夫ですよ。

そういえば枕は使いませんでした!

あとは、メルカリもおすすめです。

人によっては中古品は無理……と思うかもしれません。

はじめての赤ちゃんならとくにそう思うかもしれません。もし抵抗のない人は中古を利用してみてください。

マタニティ用品

マタニティ用品もある程度は必要です。

こちらもなつこが実際に使ってみて必要だなと感じた最低限のものをまとめます。

必要なもの金額
授乳ブラ2,000円
授乳パッド(2セットほど)2,500円
授乳パジャマ(前開きタイプ)3,000円
授乳服5,000円前後

マタニティ用の服とは言いますが、基本的には産後も着回せます。少しずつ買い足すのをおすすめします。

授乳服ですが、なつこはシャツ+授乳キャミで対応しました。キャミは胸の部分を下からめくるタイプです。あれなら授乳ケープいりません。シャツでささっと隠せて便利。

ボトムはズボンのウエストを広げられるアジャスタータイプがありますが、

※これです↓

これ、よほど細い妊婦さんじゃない限り、臨月まで使えなくて寿命が短いです。

買わない方がいいと思います。

ボトムはマキシスカートが便利です。

ワンピースは健診の時に不便なのでおすすめしません。

ウエストがゴムタイプのものを選ぶといいですよ!

内祝いや行事にかかる費用はカットしてもいい

妊娠中期には安産祈願、産後にはお宮参りなど、行事も多いですが、無理にやる必要はないと思っています。

内祝いは出産祝いを頂いたときに頂いた額の半額相当のものを返しますが、これも産後2~3ヶ月後に発生するものなので、すぐではありません。

また、「やらない」という選択肢もありです。

我が家も、安産祈願、お宮参り、写真館など全部やりませんでした。お参り系は全部なしです。

お金をかけなくても、子どもを大切に思う気持ちが人一倍あれば、別にやらなくても大丈夫ですよ。

やらなかったからって、不幸になるわけではないです。実際、うちの子たちは今のところ元気に楽しく生きていますよ。

借金持ち必須!妊娠・出産でもらえる助成金をチェックしよう

すごく重要な部分です!

妊娠出産で返ってくるお金や補助などがあります。

自治体によっては出産祝い金で数万円支給されることもあるそうなので、そちらは各自治体のホームページなどを検索していただくとして。

こちらでは全員が対象の助成金などについてをチェックします。

ちょっとでも安く済めばうれしいですもんね!私たちの親世代とは比べ物にならないくらいどんどん子育て制度も充実してるので、絶対チェック!

出産育児一時金

出産育児一時金は、健康保険に加入していたら出産時に誰でも42万円が出産費用として支払われます。

産婦人科で「直接支払制度」を導入していたらお会計からそのまま42万円をマイナスした金額が請求されます。

出産費用のトータルが60万円であれば、42万円を差し引いた18万円を支払います。

直接支払制度を導入していない病院であれば、まずは自己負担で全額支払います。そのあと、健康保険に請求をする形になります。

出産費用の相場

なつこの住んでいる横浜市であれば、普通分娩50万円、帝王切開や吸引分娩は60万円以上が、出産費用の相場となっています。

なお、多くの病院では予約金を必要としています。

予約金は病院によってまちまちですが、平均5万~10万円。妊娠初期~中期あたりで預けて、それを出産費用に充てます。

なつこが利用した病院は3つとも違う病院なのですが、予約金5万円を払いました。

ちなみに出産費用は、第1子60万円、第2子42万円、第3子55万円。でした!

医療費控除

妊婦検診や出産費用など、お会計時に支払った金額が1年間で10万円以上だと、翌年2月にはじまる確定申告時に申請すれば、いくらか戻ってきます。

対象なのは、1月1日~12月31日の1年間で病院で支払った金額が対象です。

なつこも第1子と第3子の時に5,000円くらい戻ってきました。出産後すぐに戻ってくるものではないですが、頭に入れておきましょう。

帝王切開や吸引分娩、切迫流産・早産は保険が使える

妊娠中はトラブルがつきものです。

妊娠初期であれば切迫流産、そのあとも切迫早産や出産時には異常分娩となる確率もあります。

そんなときのために掛け捨ての保険に入っておくと安心。

なつこが加入しているコープ共済なら月々2,000円から、妊娠中でも15週までなら加入ができます。

(※普通分娩だと保険はおりません。)

なつこも異常分娩だったんですけど、その時は保険に入っておらず20万円現金で払いました(泣)

産後は児童手当も!

忘れちゃいけないのが児童手当。これにはなつこもだいぶ助けられています。

誕生月から1か月15,000円が、6月、10月、2月にまとめて4か月分支給されます。

ちなみに3歳の誕生日を迎える月までが15,000円、以降3歳~中学3年生(卒業する3月まで)が10,000円。

第3子以降は小学校を卒業する3月まで一律15,000円が支給されます。

また、この児童手当についても自治体独自の制度を設けているものがあります。それぞれお住いの自治体をチェックしてみてください。

児童手当は貯金する人も多いみたいですが、おむつやミルク代などもろもろかかるので、無理に貯金せず赤ちゃんのために使うのもいいですよ(*´ω`*)

まとめ

妊娠したけど借金があって返済が不安……!そんなママさんのために私の経験を元に、まとめました。

私は冒頭でもお話ししましたように、1歳の子を抱える専業主婦の状態で2人目を妊娠しました。

妊娠中ってホルモンバランスの影響でただでさえ精神的に不安になりやすい時期。それがお金の悩みだと……本当に地獄です。

かわいい赤ちゃんのためにも、まずはカード会社に減額の申し入れをしてみる、頼れる人には頼る(これめちゃ大事!)、どうにも無理そうなら債務整理をする、という形で借金をやっつけていきましょう!

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