借金苦で出産費用が足りない。生活福祉資金貸付制度の相談に行きました。

生活資金貸付制度の相談に行きました 生活資金貸付制度
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住民税の滞納や多重債務で、毎月のお給料は生活費を捻出するのもギリギリ。

妊娠中に検診代も用意できないほどピンチになってしまい、仕方なく行政の力を頼ろうと思いました。

なるべくなら、生活保護など人様の血税を使うようなことはしたくありません。

本当は私も働いて少しでも稼ぎたいのですが、妊娠7か月まで続けていたパートの仕事はちょうどいい更新の月にやめました。妊娠7か月のときでした。

妊娠7か月から雇ってくれるところを探すのはなかなか厳しいよね

仕事を辞めたあとはタイミング悪く、エポスカードの滞納で裁判所から通達が来たり、住民税滞納で口座が差し押さえられてしまいました。

エポスカードの滞納は債務整理をすることで何とかなったのですが、それでも出産費用や妊娠後期の健診代は不安ばかり。

既に借金まみれなので、もう消費者金融でお金は借りられません。

そんな中いろいろ調べてみると、生活資金貸付制度 なるものがあると知りました。

生活福祉資金貸付条件等一覧|厚生労働省

生活資金貸付制度とは、国の制度です。相談先は、市の社会福祉協議会。

こちらに頼ってみようと、旦那にも話して平日に休みとって相談に行くことにしました。

旦那は日給なので、15,000円がロス(泣)

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生活資金貸付制度の「緊急小口資金」の相談に行く

生活資金貸付制度のなかにもいろいろな貸付制度があります。

その中のひとつである「緊急小口資金」について貸付をしてもらおうと思いました。

緊急小口資金とは

低所得世帯が100,000円以内で必要な金額を無利子で借りることができます。

連帯保証人などは不要。12か月以内に返済することが条件です。

次のような理由で借入ができます。

  • 医療費や介護費
  • 災害
  • 年金、保険、公的給付などの支給開始までの生活費
  • 会社の解雇や休業などで収入減になるため生活費が必要な時
  • 滞納していた税金、国民健康保険、年金の支払いにより支出が増加したとき
  • 公共料金の滞納により生活に支障がでるとき
  • 法に基づく支援など継続的な支援を受けるために経費が必要な時
  • 給与などの盗難によって生活費が必要なとき
  • その他これらと同等のやむを得ない理由があって、緊急性や必要性が高いと認められるとき

今回の私のケースだと、医療費(妊婦健診は厳密には医療とはいえませんが……)や、滞納していた税金により支出が増加したとき(住民税の差し押さえがありました)が当てはまるかなと思いました。

緊急小口資金は借金があると門前払い。妊娠中でもダメでした。

受け付けをしてもらい生活資金貸付制度を利用したい旨を話すと、女性が2人、分厚いファイルをたくさん持って登場しました。

相談時間はおよそ45分とのこと。

面談がスタートし、さっそく生活資金貸付制度を利用したい理由を話します。

まず私が

  • 妊娠中で働けない
  • 健診費用も出せない

などを話しました。

最初は親身になって聞いてもらっていたのですが、「借金があってこれから債務整理を考えている」と言ったら、少々言いにくそうな顔をして、

「ごめんなさい、借金のある人には貸せません」

と言われてしまいました。

借金があるようだと、生活資金貸付制度は受け付けてもらえないようです。

はっきりとは言っていませんでしたが、借金があるならまずは自己破産して、それでもなお苦しければ受け付けます。とのことだったと思います。

まぁ筋としては通っていますよね。

あっちとしては低利子で貸し付けたものを、高金利の借金の返済に充てられたくないわけです。

でも借金はすでに債務整理をすることを伝えました。任意整理です。

将来利息はとられず、元本だけを粛々と3~5年かけて返済していくスタイルです。

しかし、あっちがダメというなら仕方がない。

私はそう納得したのですが、旦那は納得できなかったようで、帰り道激怒していました。

審査があるとはいえ、ショックでした。。。

妊娠中ってなんでも物事をネガティブに考えてしまいがちなんですよね。

だって、せっかく平日休みとったのにこれ。

仕事にいけば15,000円の日当が出たのに。

簡単に行政を頼ることが間違っていると思うのですが、やはりお役所仕事は冷たいな〜と思いました。

しかし「債務整理」をするために必要な経費でも生活資金貸付制度が利用できる

「ごめんなさい、借金のある人には貸せません」

とは言われてしまいましたが、生活福祉資金貸付条件等一覧|厚生労働省のホームページを見てみると、総合支援資金の一時生活再建費という欄に

・生活を再建するために一時的に必要かつ日常生活費で賄うこと
が困難である費用
就職・転職を前提とした技能習得に要する経費
滞納している公共料金等の立て替え費用
債務整理をするために必要な経費  等

と書いてあるんですよね~。

「債務整理をするために必要な経費」

これってつまり、借金をしている人なのでは????

私たちはハナから「緊急小口資金を借りたい」といったわけではなく、もしこっちが適切ならばそういった代替案を出してくれても良かったのにとも思いますが・・・・。

うちの自治体がダメだったのか・・・?

何しろ「借金がある」って言っただけで門前払いになったのはちょっとひどいと思いました。

出産費用はどうなったかというと・・・

じゃあなつこ、出産費用はどうしたんだい?というと、実は出産費用が安く収まったんです!(ノД`)・゜・。

ここらへんの地域だと出産育児一時金の42万円をはみ出て実費10万円が当たり前。

それが、なんと8000円で大丈夫でした!

もし足りなかったら最悪親に頭を下げるという手もありましたが、年金暮らしの親にはなるべく頼りたくないです。。

また、クレジットカードが使える病院であれば、auのキャリア決済で使える「auWALLETプリペイドカード」に数万円チャージしたり、それでも足りない場合は現金と併用などいろいろあります。

大きい病院なら分割の相談も受け付けてくれるかもしれないので、出産費用が足りないかもしれない・・・という人は思い切って病院に相談してみてください。

結論、借りなくて正解だったかもしれませんが、お役所は冷たいな、と思った話です。

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