なつこです。
この前、いつもと違った本を読みたくて、ココシャネルの文庫本を買ってみました。
昔、シャネルが割と好きでカバンとか化粧品とかいろいろ買っていたんですよね。
のどから手が出るほど欲しくて頑張って買ったのに(リボ払いでw)、ギャンブルのおかげでシャネルのカバンを泣く泣く売ってしまった過去があります。
以前、ギャンブル依存症の20の質問を自己チェックしてみたときに、こんな質問がありました。
11.ギャンブルの資金を作るために、自分や家族のものを売ることがありましたか?
まさにこれです。
今回の記事では、ギャンブルで大負けして生活費のためにシャネルのカバンを売ったのに、そのお金も鮮やかにギャンブルに使ってしまった背景をお話しします。
独身時代、21歳前後のお話です。
浪費家の私とシャネル

なつこは基本的にハイブランドはあまり興味がないのですが、シャネルは結構好きなんですよね。
モノトーンが好みなので、シャネルのようなモードでクラシカルな感じはとってもタイプ。
服を買いに行っても、いつもそんな感じで黒白ばかりになります。
シャネルのカバン、アクセサリーはちょいちょい自分へのご褒美として買っていました。
「自分へのご褒美」と称して身の丈に合わないものを買うのは浪費家の特徴だと思う
スキンケアや化粧品も頑張って揃えていましたね。
スキンケアはとにかく匂いがド直球でタイプです。
化粧水ひとつ7,000円とかするので、ライン全部揃えたら2~3万円とかしちゃうんですけど、なんとか頑張って買っていました(リボ払いでw)。
化粧品もしょっちゅう買っていました。
今は日本で売られていないみたいですね、プードゥルユニヴェルセルリーブルの40番。。。
並行輸入品、高い💦
当時日サロに行きまくってこんがり焼いていたので、40番はめちゃめちゃ重宝していました。
それに、シャネルの化粧品を使ってるってだけでウキウキするんですよね~。
あと財布も持っていました。が、これは母親のお下がりでした。
今回の話の題材となる持っていたシャネルのカバンは「ニュートラベルライン」という比較的買いやすいものです。

当時このニュートラベルラインは人気で、なんとか頑張って買いました(リボ払いでw)
でもこれを、ギャンブルで使ってしまった生活費の補填として、質屋に売ってしまうのです。
気に入っていたカバンを泣く泣く質屋に
21~22歳くらいのときかなー。
毎月、毎月、給料のほぼすべてをパチスロに注ぎ込んでいました。
勝つときもあれば、負けるときも。
当月の生活費を使い込むほど大負けしたときは、キャッシングでなんとかしのいでいました。
けどある日、とうとうキャッシングができなくなってしまいます。限度額いっぱいまで借りちゃったんですね。
「これはまずい」と思って無人契約機に出向き、増枠申し込みをするも当然のように否決。
そうすると新しいサラ金と契約しよう、となるのですが、どこを申し込んでもダメ。審査通らず。
この時は総量規制のことを知らなかったのですが、おそらく総量規制が原因だったと思う。
あとは利用状況も悪かっただろうな。1日のうち何度も数万円を借りたこともあったし。
どこからも借りられない、借金ができないとわかった次に出た行動は、親へのお金の無心でした。
なつこの実家にはおばあちゃんがいました。なつこの両親は共働きだったのでほぼほぼおばあちゃんに育てられていました。
学生時代、お小遣いをくれるのもおばあちゃんでしたね。
当時は母親の医療費や父親の任意整理で、家計が危なかったということもあり、あまりお金を借りることはしたくありませんでした。
だからキャッシングを頼りにしていました。
ですがどこからも借金ができないと分かった以上、頼るのは身内しかありませんでした。
でも、おばあちゃんにも、父親にも断られてしまいました(母はすでに他界)。
タバコを買うお金もなければ、通勤定期を買うお金もない。
10年前ってクレジットカードで定期券を購入できなかったので、なんとかして現金を用意しなければなりません。
「どうにかしてすぐ現金を用意しなければ」
そうして思いついたのが、手持ちの金目のものを売ることです。
服を売ることも考えたのですが、当時はネットで売ると言ったらモバオクかヤフオクでした笑
なかなか売れませんでしたねー。
ってなると、一番早く現金化しやすいのが質屋。
頑張って(リボ払いで)買ったシャネルのカバンは使いやすいし、見栄も張れるお気に入りだったのですが、泣く泣く質屋に入れることにしました。
10万円近くで買ったシャネルのカバン。質屋に持って行って提示された金額は3万円でした。
しかも、このときまだ購入時のリボ払いが残っていたと思います…w
本当に、なにやってんだろーーーーーって思いましたね。
一緒にシャネルの財布も売ろうとしたのですが、これは4千円くらいにしかならないと言われて、止めておきました。
生活費のために売ったシャネルのカバン。
そうして手に入れた3万円。
即、パチスロで消えました。

スロッカス‥‥‥
本当、今考えたらありえないよなーーーーーーーーーーーーーーーーーー
現金を持っちゃうと、パチスロやらずにはいられないみたいな状態だったんですよね、当時。
大負けして、散々だって懲り懲りして、もう絶対パチスロはやらない!借金はしない!と固く誓ったハズなのに、現金を手にした瞬間、足はパチスロ店のほうへ向かっていましたからね(´・ω・`)
学習能力がなかったなー。
脳みそがバグっていたんだろうな。
それでも当時、自分がクズなことをしているってのは自覚していました。でも誰にも言えませんでしたね。
10年以上の時を経て、今だからこうしてブログに書くことができています。
もっと早く自覚していれば、借金を増やさず、滞納もせず、差押なんかにもならず、平和に過ごせていたのにな~なんて今でも思います。
とはいえギャンブルまみれな過去ではありますが、ギャンブルのおかげで好きなものを買ったことがあるのは事実だし、贅沢に遊んだこともあったし、それはその時とても楽しかったと思うから、一概には否定できないんですけどね。
今だから思える。シャネルのカバンは売って正解だった
冒頭で紹介したシャネルの本を読んで思いました。私はあのときシャネルのカバンを売って正解でした。
当時、20歳とかだった私はシャネルがどういうブランドかよくわからず、ただただみんなが持っているという理由でちょいちょいいろんなものを買っていました。
でも当時の私はシャネルのカバンなんて相当身の丈に合っていなかったと思うので、売ることになってしまったのはそれはもうそういう運命なんだよなと思っています。
仕事を頑張って、きちんと自立した女性になって、ちゃんと身の丈に合ったレディになってから持ちたいと思います( ˘ω˘)スヤァ
私にはまだまだあと10年くらい必要かな~。
ということで、ギャンブルで大負けして生活費のためにシャネルのカバンを売ったのに、そのお金も鮮やかにギャンブルに使ってしまった背景をお話しました(∩´∀`)∩
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