なつこです。
私たち夫婦は2人で同時に債務整理をしているので、2人ともクレジットカードは使えないしローンも組めません。
クレジットカードを1枚位残しておきたかったのですが、どれも限度額いっぱいに使ってしまっていました。
1枚でも無理に残していたら返済もキツかったでしょう。
毎月延滞しがちだったので、いずれカードの更新も出来なくなったのではないかと思います。
そこで、現在現金主義で生きているなつこ夫婦が、夫婦で債務整理をして実際にヒシヒシと感じているデメリットを上げていきたいと思います。
こんな方におすすめ⇩
- 夫婦ともに毎月の支払いがつらい人
- 夫婦どちらかだけでも債務整理をしようと考えている人
- クレジットカードが使えない生活はどんな感じが気になる人
【おさらい】ブラックリストになるのはこんなとき
まずは、どうしてブラックリストになるのか?そもそもブラックリストって何?というところからまとめます。
「ブラックリスト」と言われているものは一般的には信用情報のことです。
信用情報には3つの機関があって、CIC,JICC,KSCとカード会社によって加盟している期間が異なります。
これら3つの抱える信用情報には、いわゆるブラックリストといわれる以下の3つのことが記載されています。
- 毎月きちんと決められた日に支払いをしているか?
- クレジットカードを強制解約になっていないか?
- 債務整理(任意整理、個人再生、自己破産)をしていないか?
つまり、毎月決められた日に支払いができなかったり、延滞しすぎてクレジットカードを強制解約になっていたり、債務整理をしていると、ブラックリストになってしまいます。
一般的なブラックリストの影響
ブラックリストになると、以下のようになります。
- 新しくクレジットカードが作れない
- ショッピングローン、車のローンが組めない
- 住宅ローンの審査が通らない
- 携帯本体の割賦購入も厳しくなる
携帯は比較的難易度は低めですが、クレジットカードは作りにくくなります。
今後住宅を購入しようとしている人は、ローンの審査も厳しくなります。
※ちなみにブラックリストは、名前すら怪しげなものの、ドス黒い紙に個人情報が書かれているようなものではありません。どんなか気になる人は以下の記事をごらんください。私が実際に開示しています。
夫婦でブラックリストだと、クレジットカードがないからムダな手数料ばかり払う羽目に。
例えば通販の決済。
貧乏主婦の味方である「メルカリ」でよく子供服を購入することが多いのですが、メルカリはクレジットカードだと手数料がかかりません。
- コンビニ払い
- キャリア決済
この2つの選択肢があるため、クレジットカードを持っていない層にはありがたい。
ですが、こちらは手数料100円がかかってしまいます。
メルカリではなくても、Amazonや楽天の決済だと、クレジットカードが断然お得だったりしますよね。
私はクレジットカードが持てないので、大体代金引換で購入していたのですが、やはり手数料がかかるんですよね。200〜300円くらい。
これは地味にキツイです。
毎月1回、日用品や服など、代金引換で買い物もしていると2400〜3600円の出費です、勿体無い。
たまにネットスーパーなども利用するのですが、そんな時も代金引換は手数料が取られます。泣
夫婦でブラックリストだとETCが利用できないので、高速道路料金は割高。
我が家は旦那の通勤用に車を1台持っています。
休日はたまにお出かけ用で車を使いますが、ETCカードが持っていないので高速料金割引の恩恵も受けられません。
やはりクレジットカードを持っているという信用問題は大事ですね・・・。
プリペイドカードタイプのETCカードも存在しますが、法人・個人事業主向けなので、個人が持つのは厳しめです。
夫婦でブラックリストだと、家電などの高額商品が分割で購入できない
例えば、電子レンジが壊れた、冷蔵庫がイカれた、洗濯機が動かない。
こういう時に「新たに買う」という選択肢が厳しくなってしまいます。
クレジットカードがあれば、少々高額でも分割払いで買うことはできますからね。
ショッピングローンは白物家電だと組みやすいとはいえ、さすがにブラックリスト入りだと新規ローンは厳しいでしょう。
もし買い替え予定があるなら早めに買い替えすることをおすすめします。
夫婦でブラックリストだと、年齢によっては子供に影響も。
両親がブラックリスト入りしている場合は、まず奨学金は厳しいと思いましょう。
保証人を立てる必要があるため、どうしても奨学金を借りるならば、親戚に頭を下げたりする必要もあります。
もしくは本当に進学でいいのか?など、しっかり話い合ましょう
ただし、小さいうちならまだ平気
一番上の子2歳~7歳までの計5年間ちょいを、任意整理で返済してきました。
もう完済していますが、この間に困ったことは上記で紹介した手数料の点と、ETCのことだけ。家電が壊れたらアウトでしたが債務整理する前に買い替えられたので壊れることはありませんでした。
それどころか任意整理後は数年で車のローンも組めていますし、クレジットカードを作ることもできました。
子どもがいる夫婦では、子どもの年齢が高くなればなるほど、夫婦ともにブラックリスト入りは厳しくなります。
子どもが幼稚園に行けば学費にお金がかかりますし、小学生になればノートや文房具、毎日着る服など、地味に出費が大きくなります。
中学、高校に行けばお小遣いの額も大きくなりますし、受験や部活、定期代などもろもろ必要になります。
大学受験の際には奨学金の保証人になることも難しくなります。
しかし子ども年齢が小さいうちなら、まだ債務整理によるブラックリスト入りの痛手はそこまで大きくありません。
債務整理をするなら本当に早めがいいです!
夫婦でブラックリストだと、賃貸契約が厳しい
家を借りるときに保証会社の契約が必須だと、賃貸契約が厳しくなります。
賃貸の保証会社は、アプラスやオリコ、エポスカード、などがあります。
このように保証会社の関連カード会社を延滞していたり、債務整理をしてしまうと、契約を結ぶことが難しくなります。
もし債務整理をしたあとに引っ越しをする予定があれば、その前に済ませてしまうことをおすすめします。
ただし、保証会社を立てなければOK
まれに保証会社なしで借りられる物件もあります。
なつこが借りている今の家は保証会社は利用していません。
物件単位なのか、不動産単位なのかわかりませんが、契約時は保証会社が不要だったと記憶しています。
その代わりお互いの両親が保証人となっています。
債務整理した場合は、借り入れの矯正期間だと思って!
信用情報に事故情報が付いている場合は、事故情報が外れるまで、数年かかります。
この期間は新たにクレジットカードで借り入れはできませんし、もちろんキャッシングもできません。
だからといって、今度は審査なしでも借りられる「闇金」のようなところに手を出してしまったら・・・。
人生が崩壊します。
ブラックリスト入り=借り入れの矯正期間だと思って、安易な借り入れをしないのが吉です。
債務整理しても、早ければ5年でブラックリスト入りは解除されます。
5年もあれば、人間リセットできます。リセット期間で十分お金を向き合って借り入れ癖を脱出し、貯め体質になりたいですね。
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