親に借金がバレたのは自宅に届いた督促状と裁判所の支払督促が原因

親と私の借金 借金返済生活
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みなさんは、ご自身が抱えている借金を親御さんが知っていたりしますか?

なつこです(∩´∀`)∩

他の人のTwitterやブログを見ていても、親に借金を内緒にしているという人は多いですね。気持ちはめちゃめちゃわかります。親しい人ほど借金って打ち明けにくいですよね。

なつこは今現在はお父さんも私に借金があることを知っています。

今回は親と私の借金について晒そうと思います。

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そもそも両親にも借金があった

私は、両親の借金を高2のときに知ります。その額は300万円とその他もろもろ(※当時、借金のことが衝撃すぎて詳細な金額が聞こえてこなかった笑)。

父も、母も、お互いの名義で借金がありました。

借金発覚からしばらくして、母親はなつこが21歳くらいのときに亡くなります。それ以前の3年間で闘病生活を送っていたのですが、その間は返済もあまりしていなかったようで、家には督促状がたくさん届いていました。

結局完済しないまま亡くなるのですが、そのあとも督促状は止まず。

それから数年後、父は任意整理をします。

なつこの父も任意整理をしているんですよ。

借金とは別に、母の闘病生活でも入院費&手術費でかなりの額が請求されていました。でもこれは債務整理できないので、10年間ほど払っていたのかな。これは私が把握している分だけで200万円くらいあったと思います。

そういう家庭内の金銭状況は、借金を打ち明けられて以降、お父さんは包み隠さず話してくれましたね。子供にはあまりお金の心配をかけたくないって親御さんはいると思うのですが、そういう感じではなかったです。私がもう高校を卒業していたっていうのもあったからかな?

両親の借金は母親の浪費が原因

なつこの母も浪費が激しかったです。物質的な浪費ではありませんでした。携帯代が通話だけで10万円とかもろもろ。

母親の浪費は私の進学費用までをも食いつぶし、その余波は当然私にまで。

大学進学を諦めざるを得ない状況にまで陥りました。

進学校の特進クラスにいた私にとって、大学進学の道が閉ざされてしまったことは精神的に結構やられました。

みんなAO入試で論文頑張っていたり、センター試験受けたりしているのに、私だけ週5でせっせこバイトしてましたね。笑

こんな経緯もあり、両親が借金をしていたことは当時相当イヤでした。というか借金があることは割とどうでもよかったんです。私に影響があるのがとても嫌でしたね。

でも今考えてみれば私が消費者金融に手を出したのも、「親が使っていて、怖い人が取り立てに来ることがなかったし、ちゃんと返していれば安全なのかも」と思っていたんでしょうね。

借金はしたくないとは思っていても、潜在的な部分では借金を許していたというか、、、両親のおかげで借金に対する心理的ハードルが、かなり下がっていたと思います。

ここらへんは正直、なつこよりも父の方が壮絶だったと思います。借金返済×母の医療費がありましたからね。よく頑張っていたな…。

消費者金融の督促状でなんとなく借金バレ(?)

なつこはハッキリとお父さんに「私借金があるんだよね」とは言いませんでした。というかやっぱり言いにくかったですね。。

結婚前はずっと実家に住んでいたので、クレジットカードやサラ金の延滞常習者だった私は、自宅にたくさん督促状が届いていました。

幸いにもお父さんは早朝に仕事に行って夜中に帰ってくることが多かったので、いない隙にサッと郵便受けから督促状を拾ってましたね。笑

とはいえ、そのうちにバレるというか、まあ勘付かれるんですよ。

消費者金融の督促状って、不自然に社名を伏せているじゃないですか。同じ経験のある人って、それが良からぬ手紙ってことがわかると思うんです。

そんなニュアンスでお父さんはたぶん娘が借金しているってことに勘付いてはいたのだと思います。

お父さんは結構「見たくないものは見ない」みたいなところがあって、娘の借金も「俺シラネ」みたいな感じだったのだと思います。

父

借金は自分でなんとかしろよ

20歳を越えていたので、自己責任だろ? みたいな感じでした。

親に裁判所の支払督促(1回目)がバレる

督促状でたぶんほんのりバレていたなつこの借金ですが、一瞬息の根が止まったのが、この裁判所の支払督促です。

内容は、エステローンの滞納

これ毎月3万円くらい払っていたんですけど、まったく通っていなくて、しかも払っていないと余計に気まずくて通えなかったです。一応返済は遅れながら払ってたんですけどね。

一括請求が来るようになってから、途中で自宅にも訪問されています。これは家族にはバレませんでした。タイミングよく私が出て、近所のファミレスで和解について話し合いました。

でも結局これも払えなくなっちゃいます。督促電話も、シカト、シカト、シカト……って感じで。

そしたら、裁判所から支払督促が届いてしまったんですよね。これは案の定、父から手渡しをされちゃいました。

父

おまえ、裁判所からなんか届いているけど……?大丈夫か……?

大丈夫じゃありませんw

実は裁判所の支払督促の封書だけでは、どんな内容なのかはわかりません。「支払督促」と書かれていなかったと思います。「特別送達」とは書いてあったけど。

そしてこの支払督促、

実際手にしたとき本当に恐怖を感じて、開けないでタンスの奥底に隠してしまいました。逮捕されるかもしれないという恐怖がすごかったです(※民事なんで逮捕はされません)。

この時の事の顛末は、下の記事をご覧ください。

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親に結婚を打ち明ける。借金の心配をされる

給料の差押えから数年後、妊娠したので結婚します。25歳のときですね。

今の旦那と付き合っていることは親も知っていましたし、このときは私の借金は知っていたのかどうだったのか不明ですが、でも金銭状況をめちゃめちゃ心配されましたね。

父

結婚して子ども産むのはいいけど、おまえお金大丈夫なのかよ。。。

大丈夫じゃありませんw

すでにこのとき、6年働いていた正社員の仕事も辞めて、無収入となっていましたからw

借金があるかどうかは打ち明けてはいないけど、やっぱりほんのり勘付いていたのかな。

親に裁判所の支払督促がバレる(2回目)

そうして結婚して無事に子どもを産んだのですが、鬼のような出費と返済に苦しみました。

ギリギリの新婚生活&赤ちゃんのいる生活でした。

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生まれた子が1歳になる前になつこも仕事に出ました。でも仕事はじめて半年くらいたった時にまた妊娠がわかったんですよね。バイトだったので辞めなければならず、辞めました。妊娠7か月のときです。

その直後ですよ。

なんと、実家に裁判所の支払督促(2回目)が届いてしまうのです(ノД`)・゜・。

その支払督促を持って、お父さんが家にやってきました。

父

おい、なんか裁判所から手紙が届いていたぞ……大丈夫かよ、おまえ。

大丈夫じゃありませんw

この時はとくに怒られることはありませんでしたが、でも相当心配されました。

深くは突っ込まれませんでしたし、私も深くは話しませんでした。というかこの時の私の精神状態が結構ヤバく、「差し押さえされるまじどうしよう」と慌てふためいていました。内容をイチから話す力は残っていませんでした。

支払督促から2週間後には仮執行宣言付支払督促申立書が届いてしまっていたので、ここでようやく重い腰を上げて債務整理します。重い腰っていうと「よっこらしょ」みたいなイメージありますが、実際はそんなもんではなく、「やばいやばいどうしよう!!はよ費用分割OKで即対応してくれる弁護士もしくは司法書士を探さねば!!」という感じで切羽詰まっていました。

親に任意整理したことを話す

裁判所の支払督促の件を安心させるためにも、改めて後日お父さんを呼び出して、任意整理したことを話します。

でもなんか、あんまり興味ない様子でした←

というか、まあ私も別世帯ですし、もういい大人なんだからそういう問題は私が自分で解決するだろう、と信用してくれたのだと思います。

私のあとに旦那が任意整理をするのですが、それも普通に話を聞いてくれました。「がんばれよ~」と他人事でしたが。

まあこちらの気持ちとしては、それくらいでなんだか安心しました。笑

親に完済したことを話す

2020年1月には夫婦の任意整理分がすべて完済となったので、それを父に話しました。

そのときも、どこか他人事でした…w

というよりも父の現状は、なつこの弟がお金の無心をしてくることに困っているようで、それに比べたら私の借金なんてこれっぽっちも問題視されていないのだと思いますw

親への借金バレはこんな感じですかね。振り返ってみるとめちゃめちゃ心配かけたなぁ。。。

親孝行がしたい

父にはだいぶ迷惑をかけていますね。

昔、なつこが学生時代のときはそこそこ厳しめのお父さんで、夜遊びしているとめっちゃ説教メールを送ってきていましたし、遊びに行こうとすると「おまえは学生だから勉強が仕事だ。遊ぶ必要はない」と言われていましたね。

当時からなつこは「若いうちは遊ぶことも必要だ」って思っていました。今でもその考えは変わらないので、自分の子供たちは遊ぶこともたくさん経験してほしいと思っています。

でも夜遊びなどで、お父さんの携帯に警察から電話がいってたりしたこともあったので、そういうのにもうんざりしていたのでしょう。人に迷惑かけてまで遊ぶのはよくないですよね。

母親も母親でめちゃめちゃ厳しくて、遊びに行って数日ぶりに帰ってきたとき、包丁を持って追い掛け回されたこともありましたね。

手ぶらで脱出して近所の同級生の家に駆けこんで1,000円借りて、市外に逃げたのは今となってはいい思い出です。

なつこがもっと小さい時は、何回も締め出しを食らいましたし、怒鳴られまくりました。

そんな親も、私が二十歳を越えた途端にやさしくなったな。

20歳を越えれば、自己責任の世界ですからね。そういう意味ではさっきも言いましたが、お父さんも私のこといい意味で信用してくれたというか。まあ私が借金あっても私が自分でなんとか解決するって思ってくれていたんでしょうね。

そこは感謝だなー。

私、干渉されるとすごくダメ人間になってしまうのでね。

うん、なのでマイルを貯めたら親を旅行に連れていきたいです。お父さんは今年71歳。まだまだ元気で頑張ってるので、元気なうちに3世代で旅行に行きたいと思いました( ˘ω˘)スヤァ

って感じで、親と私の借金についてでした。結論:お父さんは借金に寛大でしたよ、ということで(∩´∀`)∩

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