昔はリボ地獄にまんまと嵌まっていたなつこです!
年間75,000円以上の利息って恐ろしいよね…。
この「75,000円」って数字は、リボ払いを50万円の枠で1年間フルで使い続けていた場合。
75,000円よ?!
主婦ならパート代1ヶ月分だし、会社員でも1ヶ月でこの金額を副業で稼ぐのって大変だよね。
リボ払いってさ、利用残高に応じて利息手数料がかかるのよ。
つまりどういうことかというと、50万円分リボ払いにしていたら、その50万円すべてに利息がかかるわけです。
リボ払いの利息手数料は大体どのカード会社も15.00%くらい。ただこれは1年間の利息。
クレジットカードは毎月決まった日に払いますよね。だから15.00%を12分割すると毎月リボ手数料は1.25%かかってきます。
怖さを具体的にイメージするために、楽天カードを例にして解説します。
クレカのリボ(利息15%)がずっと続くと…
楽天カードで50万円をリボ払いにすると、最小で毎月10,000円が返済額になります。(リボ残高20万円は毎月4,000円、以降残高が5,000円上がるごとに返済額が1,000円UP)
ちなみに、楽天カードは「元金定額方式」というリボ払いを採用しています。つまり、今回の場合は最小額の10,000円は元金で、そこにさらに利息が上乗せして請求をされるというわけです。
50万円リボに使っている状態だと、次の支払いはリボ返済10,000円+利息。
利息はリボ残高にかかるため、50万円の残高ある状態のリボ利息の計算式は、、、
500,000×0,0125=6,250。
※1.25%を小数にするので、1.25÷100
すなわち6,250円が初回の手数料。16,250円が請求されるワケです。
「初回の」って言っているのは、毎月リボを返済してリボ残高を下げれば手数料も少しずつ下がっていくので、ここでは大体6,250円の手数料ってことだけを覚えておきましょう。※最終支払いでは利息125円になる。
さてここからが本題。
50万円のリボ払いを完済するのに、手数料はどれくらいかかると思いますか?
完済までに159,375円の金利を払うことに!
新卒ちゃんたちがもらうお給料1ヶ月分くらいですね…。
パートの主婦なら軽く2ヶ月分の給料…。
1〜2ヶ月リボ払いのためにタダ働きをしているようなものです💦
で、これはストレートに返済したときの話。
多くの借金をお持ちの方は、リボ払いを毎月フルで使っている人も多いのではないでしょうか。
上記の例だと、500,000円リボ使って、翌月に16,250円を返済すれば10,000円の枠が空きますよね。この10,000円もさらにリボにしてしまうと…
ずっと6,250円の手数料を払い続けることになってしまう。。
そうすると、タイトル・冒頭にあるように6,250×12=75,000。年間で75,000円のリボ手数料がかかるわけです。
ちなみに今回はクレジットカードのリボ払いでしたが…。
消費者金融の利息もエグいです。
消費者金融から50万円を利息18%でずっと借りていると…
消費者金融(アコム・プロミス・アイフル・レイクなど)は50万円だと18%が金利の上限ですね。私もかつて18%の金利でお金をじゃぶじゃぶ借りまくっていました。
18%の金利で借りて返してをすると、どうなるのか?
50万円で毎月の返済額が15,000円だったとします。まず利息の計算式は、、、
500,000×0.015=7,500
7,500円の利息に!
さっきの楽天カードの例だと、元金10,000円+利息でしたが、消費者金融は違います。
50万円を借りると15,000円、30万円なら9,000円、みたいな感じで返済額が固定になっていて、その中に元金と利息が按分されるのです。
つまり、初回は元金7,500+利息7,500円。
これを、「1万円借りられるようになったらまた1万円借りる…」というスタンスで使っていると…
毎月7,500円の利息×12=90,000円も払うことにw
さらに怖いのが多重債務。
多重債務者はさらに利息が負担になる
上記の例を合わせてみるとどうなるでしょうか?
借金苦の人は複数カードを持っていることが多いです。
楽天カード50万円をフルでリボ、そしてアコムでも50万円の枠をフルキャッシング。毎月借りて返すを繰り返して常に借入残高MAXの状態。
この2枚だけで、毎月の利息は13,750円。
改めて利息って恐ろしく感じますね…。
投資運用すると…
最近では投資をする人も多いと思います。
毎月10,000円をを利回り3%の投信積立にすると…
1年で1,664円増えます。
ではリボやキャッシングを一切使わず、ストレートに完済できる4年後に設定してみると…?
29,000円増えている!
10年後だと…
197,000円増えている!
複利の効果はすごい。
複利って、例えば利回りが年率1%だとして、10,000円預けていたら1年後は1%の利息がついて、10,100円。
2年目は10,100円の1%だから10,201円、3年目は10,201円の1%だから10,303円…なので、
金利で増えた分もプラスされるので、預ける期間が長くなればなるほど増える幅が大きくなっていく。(もちろん投資にはリスクがつきものなので、減ることもあるわけですが)
ちなみにリボ払いもキャッシングも逆複利です。こわっ。
そんなわけですので、なるべくリボ払いやキャッシングおよびカードローンには手を出さないように、普段の生活は質素倹約に努めて、無駄なお金を払わないようにしましょうね。
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