なつこです٩( ‘ω’ )و
任意整理の手続きが進んで和解すると、各カード会社への返済がはじまります。
この返済方法は2通りあります。
- 自分で各カード会社へ振り込み
- 事務所におまかせ(返済代行)
それぞれの特徴や、どちらが良いのかなどをまとめます。
任意整理の返済を「自分で管理」
自分で各カード会社に振込をしていくのですが、振込手数料無料のネットバンキングなどを使えば、コストゼロです。
事務所の返済代行を利用すれば費用が発生しますので、そのコストを抑えられる形です。
ただし、毎月自分で送金作業を行うため、ミスが起きる可能性もあります。
私は何回かうっかり忘れそうになったことがあるw
和解後は基本的にすべて自己責任となるので、任意整理するカード会社が少なかったり、分割回数が短い場合は自分で返済する方が良いのではないかなと思います。
任意整理後は「事務所で管理」
返済代行システムを使えば、各カード会社に振込をせず、事務所に送金するのみなので、劇的に楽になります。
任意整理するカード会社が多ければ多いほど楽になりますね。
ただし、その分の返済代行手数料が発生します。
1社1,000円〜なので、3社あれば3,000円、6社あれば6,000円です。結構重たいですね。
返済代行システムのもう少し突っ込んだ仕組み
弊所の場合、返済代行システムを利用すると、任意整理費用が若干お得になります。
事務所を見ていると、返済代行システムを選ぶ人が多いです。自分で振り込む式は、2割くらい?
完済まで事務所が間に入ってくれるのは心強い部分もあります。カード会社は事務所を通さないとご本人に連絡できないようになりますからね( ^ω^ )
返済方法が選べない事務所もある!
任意整理の返済を自分で管理するか、事務所で返済代行するか、私の事務所では選択可能です。
ですが、選べない事務所もあります。
有名な事務所では「返済代行のみ」っていうパターンが多いかも!
選べないと、どうなるか?
もしかしたら自分で返済した方が負担もないし、その分コストがかからないので、任意整理が楽になっていたかもしれません。
また、事務所によっては内訳を曖昧にして本筋の返済分と、返済代行費用分がごっちゃになって請求されているケースもあるそう。
返済代行でお願いする際は、
- 費用の内訳をしっかり確認!
- できれば「自分で返済」した場合と費用を比べてみる
これが大事かもしれません。
返済代行(事務所管理)を選ぶことの意外なリスク
事務所にいると、いろんな話を聞きます。
そうそうないことだと思いますが、返済代行のリスクとして、その事務所が懲戒になった場合があります。
任意整理した事務所が懲戒になった場合、業務停止になります。今までもありましたね。アディーレとか東京ミネルヴァ法律事務所とか。
すでに任意整理が和解して返済がはじまっていた場合、懲戒が起きると事務所は辞任となります。
本来であれば返済代行は事務所に一括送金をするのですが、辞任となったらストップ。
事務所にお金は送れません。
懲戒があった事務所にお金を送るのは怖いよねw
こういう場合、カード会社側に通知が送られ、さらに依頼者側にも辞任通知みたいなものが届くそうなのですが、、
大手の事務所の場合は、依頼者があまりにも多いため、連絡が滞ることもあるそう。
どうしようか何もできずにいたら、カード会社から督促が来てしまった…なんてこともあったそうです。
まあ、何が言いたいかというと、債務整理をする際は、信頼できる事務所ですること。
懲戒までは想像できないかもしれませんが、「管理がずさんだな」「費用をはっきり伝えてくれないな」と思ったら、ちょっと警戒しておくと良いかもしれません。
まとめ
任意整理の返済方法を2つ解説しました。
自分で振込は、手数料はかかりませんが、何かあっても自己責任だし、督促があれば自分に連絡が来る。
返済代行は、完済まで事務所が間に入ってくれるので何かあっても安心ですが、手数料がかかる。
こういう感じです。
返済方法を選べれば一番良いのですが、「返済代行」一択になっている事務所で任意整理をする時は、できれば他所と費用を比較するのがおすすめです٩( ‘ω’ )و
そうでなくても、債務整理をする際はいくつかの事務所に問い合わせてみて比較検討するのがおすすめです!
任意整理の診断をしてみよう!※100円単位でどれくらい返済額が減るかチェック👌
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