スマホで撮影して現金化する「先払い買取サービス」について

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なつこです!

お金に困っていると、金策の手段として「手持ちのものを売る」という手段があります。

メルカリとか、ヤフオクとか、ブックオフとか、まあいろいろありますよね。

最近では、家にいながら売りたいものをスマホで撮影して査定をしてもらって、商品を発送する前に現金化をする「先払い買取サービス」なるものがあると知りました。

今回はこの「先払い買取サービス」について調べたので、まとめたいと思います。

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先払い買取サービスとは

冒頭でも説明したように、「先払い買取サービス」とは、

[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]家にあるものをスマホで撮影して査定をしてもらい、売ると決めたら商品を発送する前にお金を振り込んでもらう[/st-cmemo]

という方法です。

この方法はオンラインで完結します。

普通は、手持ちのものを売る時は商品を渡したあとに現金がこちらにやってきます。

そうではなく、先に現金が手に入るという画期的な方法です。

先払い買取サービスで有名な業者

私が調べたところ、「cash」が代表的な買取サービスです。

cash

cash」は東証マザーズに上場している、株式会社BuySell Technologiesが運営する買取サービスです。

以前は株式会社バンクが運営していたそうです。

会社名株式会社BuySell Technologies
設立年月日2001年1月16日
本社〒160-0004 東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル8F
事業内容着物・ブランド品等リユース事業
公安委員会東京都公安委員会

着物買取のバイセルは聞いたことがある人も多いかもしれません。そこが運営している買取サービスです。

「cash」の買取対象商品は、洋服、財布、バッグ、スマホをはじめ、金券やギフト券など幅広く取り扱っています。

買取の流れとしては、スマホで撮影した商品画像を送り、「キャッシュ」に変えた後、2週間以内に商品を発送すればOK。

オンラインだけではなく店頭での買取も行っています。

お店の詳細は以下↓

場所baseyard tokyo 1F
住所〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目12-22
TEL03-3486-5127
営業時間平日12時~21時/土日祝日11時~20時

ここからが本題です

とりあえず「cash」というサービスがあることを説明しました。

撮影して商品画像を送るとあらかじめ査定額がわかるのは、売る側としても安心ですよね。私が昔オンライン買取サービスを利用したときは、段ボールに大量に服を詰めて送ったのに、お金はたしか500円w

しかも内訳もわからず、詐欺かと思ったくらい…w

で、本題です。

この便利な買取サービスに、アヤシイ業者も多々存在することが確認されています。


ここから気になってかなりいろいろ調べまくりました。

すると!うじゃうじゃ出てきました。

ここではあえて業者名は出さず、特徴だけをまとめておきます。

特徴1.「最短」「即日」などとにかく早く現金が手に入ることを強調している

アヤシイ業者は「最短」「即日」など、いかにもお金に困っている人が喜ぶような文言を使ってきます。

なかには最短15分くらいで振込をしてくれるところもあるそうです。

しかし、正直なところこういうアヤシイ業者に口座情報を伝えるのも危険です。

なぜならこういうアヤシイ業者は次の項目で説明する個人情報を要求してくるからです。

特徴2.申し込みフォームがまるで消費者金融並み

アヤシイ業者の申し込みフォームの一部を覗いてみましょう。

  • 勤務先本社名
  • 月額給与金額
  • 給料日
  • 賞与の有無
  • 給料日が休日の場合の振込日(前日支給/翌営業日支給)
  • 健保加入状況(国民年金保険/社会保険/なし)
  • 勤務先の従業員数
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • お休み

…えっ?これは消費者金融の審査かなにかでしょうか?

これ以外にも、住居形態、住宅ローンについてなども問われていました。

確かに先に現金を払ってくれるとのことなので、信用情報を問われるような項目を聞いてくるのはわかります。

けど、こういうアヤシイ業者は公式サイトのどこを見ても個人信用情報機関に加入しているような明記はありません。

店頭で物を売ったことのある人も多いと思いますが、店頭でも勤務先や給料日について問われないと思います。

よって、怪しさがすごいということがわかります。

特徴3.存在しない古物商許可証の番号を掲載している

アヤシイ業者はいかにも正規な業者を装っています。その一例が、古物商許可証です。

古物商許可証とは、ざっくりと言えば「中古品の売買をする人が取得する証」です。

こういうとメルカリでの売買も古物商許可証が必要なの?と思うかもしれませんが、自分で使うために買った中古品を売るのは例外にあたるそうです。

また、無償でもらったものや、海外で仕入れたものを売るときも古物商許可証はいらないそうです。

ここらへんについては詳しい記事がこちらにありました↓

古物商許可申請の方法|西村法務事務所

話を戻すと、アヤシイ業者はこの古物商許可証の番号をサイトに載せているのですが、調べると存在しません。

※実際に調べてみました。

このアヤシイ業者は東京都にあるため、東京都公安委員会の古物商許可証を取得しているはずです。

けどデータベースをあさってみても見つかりませんでした。

つまり、架空の番号もしくは過去に取り消しされた番号を使っているっぽいのです。

どちらにせよ、これはとてもアウトだと思います。

似たような業者は他にも存在する

このような闇っぽい業者というのは、姿形はさまざまで、たくさん存在します。

後払い(ツケ払い)買取サービス

今回は「先払い買取サービス」が題材となっていますが、業者の扱う商品を買って口コミを書いて口コミ報酬を得て、翌月の給料日に支払いをする「後払い(ツケ払い)現金化サービス」もあります。

しかもこの”商品”はネットで使えるノウハウや、FXの自動売買ツールが当てはまるそうです。

一時期、私のTwitterにDMで「FX自動売買ツールを買いませんか?」って来ていたのですが、もしかしたらこれもうっかり後払い(ツケ払い)現金化サービスで商品を買ってしまって、価値がないから売ろうとしていたのかもしれませんね。

Twitterの借金垢を持っている人は、そういうの狙われやすいと思うので本当に注意してください…。

給料ファクタリング

もう今はほとんど撤退していますが、2018年くらいまでは「給料ファクタリング」も存在していました。

給料が入る前に給料債権を買い取って現金化をする仕組みなのですが、闇金が運営していたようで摘発されて以来、ゴソッと業者が消えてなくなりました。

余談ですが、「ファクタリング」自体は違法ではありません。

そもそもファクタリングは、法人が取引先からの入金前の売掛債権(請求書)を使って資金調達をしたいときに利用するもので、国も推奨している金策方法だそうです。

ファクタリングは法人以外にも、個人事業主やフリーランスが使える業者も増えてきています。

ランサーズやクラウドワークスで使える「フリーナンス」もファクタリングの一種になります。

手数料は10%とられるため利用は慎重に考えたほうがいいですが、仕事をするうえで取引先からの入金は遅い場合も多く、その間に資金がショートするくらいならファクタリングをした方が良いですよね。

こんな感じで、ファクタリング自体は国から認められている資金調達方法だけど、給料債権を買い取るとかはアヤシイので注意しましょう。

ま、摘発されているのでもう出てこないとは思います( ˘ω˘)

まとめ

便利なサービスというのは、隙をついて闇業者が登場してきますね。

cashは大手企業の「BuySell Technologies」が運営しているので、安心して利用できます。

あまり公には出ていませんが、「先払い買取サービス」はアヤシイ業者が多めです。

公式サイトに「古物商許可証」の番号が掲載されていても、各自治体のデータベースで調べると載っていなかったりするので、一発でアウトな業者だということがわかります。

なんにせよ、うまい話は注意が必要です。

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