なつこです。
2020年4月2日(木)から、消費者金融のプロミスが、生活復興支援を目的とした融資の販売をスタートしました。
他の消費者金融も似たものをやっていないか? 簡単に調査したのですが、今のところ(※4/8現在)プロミスだけでした。
簡単に概要と、利用の際に気を付けるべきこともまとめました。
この記事の内容
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プロミスの生活復興支援のための貸付とは
利用できる人 | 新規、既存共にOK |
---|---|
限度額 | 10万円 |
借入利率 | 実質年率4.50% ※ただし、貸付後1年間は無利息 |
返済期日 | 毎月月末 ※ただし、契約後1年間は3ヶ月に1回でOK |
再借り入れは? | 不可 ※返済限定となる |
総量規制は? | 対象となるので年収の1/3以上は利用不可 |
このように、行政の緊急小口資金と同程度の条件で貸し付けを行っています。
メモ
※新型コロナウイルス感染症の影響による緊急小口資金の貸し付けは休業した人で最大20万円、償還期限2年以内、無利子。失業した人で単身世帯月15万円以内、二人以上月20万円以内、償還期限10年以内、無利子となっています。
プロミスの生活復興支援のための貸付の注意点
審査があるので失業者は対象外?
借入には審査があります。
これが緊急小口資金と同程度の審査かはわかりません。
緊急小口資金と同程度であれば、失業してしまった人にも審査を行ってもらえると思います。
しかし、プロミスは消費者金融であり、あくまでも収入がある人が条件です。
収入が大幅に減った人には柔軟に審査をしてもらえると思いますが、失業者には厳しいかもしれません。
プロミスのような消費者金融では返済能力の有無が最大のポイントとなります。
突撃してみないとわかりませんが、おそらく失業者には厳しいでしょう。

信用情報に履歴が乗るリスクがある?
信用情報におけるリスクも気になるところです。
- 信用情報には掲載されるのか?
- 契約に審査が必要ということは、信用情報開示履歴は残る?
もし今後ローンを住宅ローンを組みたいだとか、ローンを使って車を購入したいとか、そういう人にはおすすめできません。
とくに住宅ローンは、非常に大きな金額を銀行などから借りる必要がありますね。
そのときに、消費者金融の取引履歴があるだけでアウト、なんて銀行もあるそうです。

ただ、返済が3ヶ月に1回、という変則的な措置がとられています。
なので信用情報には取引履歴は載せないようになっているのかもしれません。

プロミスも一つの選択肢として覚えておこう
消費者金融なので、よく思わない人はいるかもしれません。
しかし、こんなときこそ利用できる制度は利用すべきだと思うんです。
実際海外では、夫婦が在宅していることによって家庭内暴力が増えているそうです。
日本でも、昨日奥さんの収入が減ってしまうことで口論になり、夫が妻を殺してしまった事件がありました。
お金がないと、どんどん心に余裕がなくなり、どんなにまともな人でも犯罪に手を染めてしまうことがあります。
普段と変わりない生活を送るためにも、利用できる制度はどんどん使い倒しましょう!
また、返済の猶予や各種支払いの猶予は、結局問題の先延ばしでしかなくて、あとあとが大変になるリスクもあります。
そういった将来のリスクやデメリットも把握したうえで、利用しましょう。

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