私は妊娠中に債務整理を決意しました。
債務整理のきっかけは、エポスカードの滞納で裁判所から支払督促が来たから。
当時1歳の子がいて専業主婦だった私は、本当に金欠で、借金150万円を抱えていて、貯金はゼロ。
貯金ゼロの状態で、第2子を妊娠しました。
そんな中いきなりやってきた、裁判所からの支払督促。
約2年間も滞納していたエポスカードがとうとう差押直前までいってしまったのです。
- 妊娠中
- 無職
- 貯金ゼロ
こうなったらもう残された道は、弁護士・司法書士に債務整理を依頼するしかないと思いました。
債務整理と聞くと、すごい暗いイメージというか弁護士さんにこっぴどく怒られて嫌な思いをするのかなとかそういったイメージ。
しかし、借金を返せるアテもない。
ましてや差押なんかになったら家族はどうなるか考えたら、そっちの方が恐怖。
ウジウジしてもどうしようもないので、まずはちょっと勇気を出して、弁護士・司法書士のホームページの借金の無料相談をしてみることに。
そんな妊娠中の債務整理の手続き、できると思わなかった借金が減額した実例、先生との相談内容など実体験をまとめました。
同じように、借金に困った女性に見てもらいたいです。
税金の差し押さえ① 【体験談】専業主婦が税金滞納で差し押さえに!口座にあった現金は全て持っていかれました・・・
税金の差し押さえ② 【体験談】旦那の住民税(市県民税)2年間滞納
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借金を債務整理をする際の弁護士・司法書士の選び方
借金を返してもなかなか減らない、支払いがきつく滞納が続いてしまっている、こうした場合は債務整理することで解決します。
債務整理は基本的に弁護士・司法書士に依頼します。弁護士・司法書士を選び方として私なりにおすすめなのが…
- 自宅近く
- 無料で相談ができる
この2つです。
とくに無料で相談できるところはかなり必須。
なぜなら場所によっては弁護士・司法書士の相談だけで料金が取られることがあるからです。
私の場合、無料相談は1社だけではなく4社送ってみました。 複数の事務所に送ることで、比較検討ができるからです。
借金を債務整理するときに無料相談で送った内容はコレ
無料相談には以下の内容を送りました。
- 現在の借入残高
- 月々の支払額
- 債務整理後の支払額はどのように変わるのか
- 債務整理の流れ
- 初期費用の有無
さらに
- 出来ればメールでの対応をお願いしたい
- エポスより裁判所から支払督促が届いてしまっている
↑こういうこともあって、支払いのできるお金がないので自己破産を検討してるが、そうした場合の将来のリスク、例えば今後住宅ローンを組むときになった時のリスクはなにか ? - 債務整理の費用は分割払いは可能か?
ということを聞きました。
※弁護士・司法書士に借金相談するときに無料じゃない事務所もあります。
30分5000円の相談料がかかる事務所もありましたので、借金相談の際はホームページを隅から隅まで見てみましょう。
債務整理をしようと決めたときに、やっぱり信頼できる弁護士・司法書士選びって重要になります。
出来ることなら依頼者の気持ちもわかってくれて、不安を払拭してくれるような弁護士・司法書士を選びたいですよね。
ホームページの無料の借金相談は、気を抜かないようにしましょう。
次で実際のメールの返信のスクショを貼りました。
借金を債務整理するときに無料相談で送った4社のメールの返信内容
A社
※画像をクリックすると拡大します。
私が送った内容について一切返信はないどころか、「後ほど連絡します」のあとに電話がかかってきました。
びっくりしました。何かしら返信があってもいいですよね?
割と大手のところだったので、きっと流れ作業みたいな感覚なのかな〜と思いました。
こういう借金問題って非常にデリケートな問題なので、出来ればもう少し人間味のある回答が欲しいところです。
B社
2日以内に連絡をくれると親切におっしゃっていただけましたが、やはりこちらもメールではなく電話がなりました。
しかし着信番号も明記してくれて親切ですね。でもやはり惜しいな……。
C社
ここは確かホームページ上で面談の希望日を記入する欄があって、希望日を記入した気がします。
債務整理の依頼費用は分割でもOKということもきちんと明記してくれています。わりと良い印象だったのでここに決めようかなと思っていました。
D社
神対応でした!
きちんと質問事項にも答えていただいていますし、丁寧に回答されています!
借金を債務整理をするにあたって不安だった気持ちがこの一通のメールによって払拭されてました。
結論:D社にお願いをすることに
もちろん、私が債務整理をお願いしたのはD社でした。
実際に債務整理の相談で面談に伺った際も丁寧な対応できるとても満足しました。
女1人、妊娠中の身で事務所に行くのはなんとも不安でいっぱいでしたけど、すごく親身になってくださる先生でしたので最後まで安心してお任せすることができました。
このように事務所によってかなり対応に差があります。
これから債務整理をしようと思っている人はまずは無料相談から始めてみて、自分にあった雰囲気のところを選ぶようにしましょう。
私がD社を選んだように、きちんと質問に回答してくれる事務所をチェックしましょう!
借金を債務整理するために、妊娠7ヶ月のときに面談に行ってきました。
司法書士の方が割と気さくな方で安心しました。
面談の内容は、
- 現在の借入残高
- 家計の状況
- 月々いくらなら支払いができるか
当初は自己破産を考えていたので、自己破産での内容をベースに面談が進みました。
私の依頼した弁護士・司法書士事務所では、自己破産の依頼額は一律268,400円でした。
毎月の自己破産費用の積立額は、23,000円。
この23,000円は、当時のエポス以外の借金の返済額と同じくらいの額に調整してもらったものです。
なので、無理なく自己破産費用を積立することができました。
専業主婦で自己破産しようか迷っている人は、別記事に参考をまとめました。
専業主婦の債務整理は自己破産がベスト?【司法書士に相談してみました!】
初期費用ゼロで妊娠中に借金の債務整理ができた!借金取り立ての電話もゼロに
借金を債務整理をするにあたって、相談~面談まで一切費用はかかっていません。
うちの父が以前債務整理をした際は着手金として10万円を払ったそうです。
任意整理費用を公開!3人の事例を見比べてみると、事務所によってかなり差があるとわかる
着手金を払うところは結構多いので、気を付けましょう。
そして、毎日胃が痛かった、督促の電話。
依頼をお願いしたその日から、もうクレジットカード会社や消費者金融からピタリと電話が止まりました。
これだけでもだいぶ価値があります。
妊娠中に自己破産を決意した後、任意整理に変更
妊娠中に相談に行ったおかげで、産前産後は借金のストレスなく過ごすことができました。
妊娠中~産後数カ月まで自己破産費用を積み立てていたのですが、結果、自己破産ではなく任意整理にすることにしました。
旦那の給料が上がったのです。
それに、自己破産はやっぱりちょっとビビってた。
妊娠中に思い切って弁護士・司法書士に相談していなかったら、産前産後はかなりピリピリした日々を送っていたと思います。
しかも、エポスの裁判所からの通知から少し遅れて、住民税の差押通知も来てしまっていたんですよ。
住民税は結果差し押さえに。
債務整理は住民税には適用できないので、住民税はそのまま差押になりました。20万円くらい滞納してましたね。ただ幸いしたのが、私の口座だけが差押になったことです。
それでも滞納額には届かない雀の涙程度のお金しか入っていなかったんですけどね。
残りはどのように払ったか、続きは以下の記事で。
そして、今回の裁判所からの通知でエポスカードは114万円の請求が来ていたのですが、債務整理をすることによって、114万円→74万円に返済額が減りました。
借金額が40万円も減るのはだいぶ大きいです。負担が多少軽くなりました。
消費者金融では大幅な減額は期待できますが、クレジットカードはほとんど期待が持てなかったので、これは本当に債務整理をやっておいてよかったです。
借金を妊娠中に債務整理しておいてよかった!
正直、債務整理をする前は、弁護士や司法書士ってなんだか敷居が高くて怖いイメージしかありませんでした。
でも借金の内容について攻められることもなければ、説教がはじまるわけでもなく…。
嫌な気持ちになることもなく、最後まで安心して借金の相談ができました。
向こう5年間は新たな借り入れはできないし、クレジットカードを持つことはできません。
とはいえポジティブに、自分の金銭感覚を正す矯正期間なんだと肝に命じて、腹をくくっておいてよかったです!
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